【痩せない人必見】MCTオイルで痩せない人に絶対効く効果的な使い方
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「MCTオイルってなに?」
「MCTオイルって本当にやせるの?」
「MCTオイルって、いつどうやって飲んだらいいの?」
巷で話題のMCTオイルですが、まだまだ検証の余地が多いのか、様々な情報が飛び交っている印象です。
そこで、今回は
- 複数の情報源で共通している内容を中心に、
- MCTオイルがもつ効果をまとめつつ、
- そこから考えられるおすすめの使い方を紹介
こんな流れでまとめてみたいと思います!
■この記事はこんな人におすすめ
MCTオイルとは?
MCTとは、「Medium Chain Triglyceride(ミディアム チェーン トリグリセリド)」の頭文字をとったもので、日本語では「中鎖脂肪酸」と呼ばれ、油の1種です。
油の特性は、その主成分となる「脂肪酸」の種類や並び方によって異なります。
脂肪酸を物質の「長さ」によって分類すると、キャノーラ油、オリーブオイルやラードなどの一般的な油のほとんどに含まれる「長鎖脂肪酸」、
その約半分の長さの「中鎖脂肪酸」、さらに短い「短鎖脂肪酸」があります。
※油にはいろんな種類があり、その特徴に合わせて使い分けることが大事です。興味のある方はご覧ください!
中鎖脂肪酸(MCT)を含むオイルとしてはココナッツオイルやパームオイルがあります。
そして、「MCTオイル」はこれらのオイルからMCTだけを抽出して作った100%中鎖脂肪酸のオイルのことをいいます。
MCTオイルは他のオイルと何が違うの?
一般的な油よりも素早くエネルギーになる
脂っこいものを食べて、胃もたれする時ってありますよね?
私たちがよく摂取する油ものに含まれる脂肪酸のほとんどが「長鎖脂肪酸」であり、「長さ」が長いことから、エネルギー変換に時間を要する特性を持っています。
「長鎖脂肪酸」は小腸から消化・吸収されたあと、リンパ管や静脈を通って脂肪組織や筋肉、肝臓に運ばれ、必要に応じて分解・貯蔵されるのに対して、
「中鎖脂肪酸」は小腸からすぐに肝臓に入り、分解されます。
このように消化・吸収後の経路が異なるため、MCTは一般的な油に比べて、素早く分解され、短時間でエネルギーになります。
ケトン体の生成を促す
からだを動かすときだけでなく、脳や心臓、肺、消化器官など、からだの全ての器官が働くにはエネルギーが必要です。
体内には主に2つのエネルギーを作る方法(産生経路)を備えています。
それが「糖質」から「ぶとう糖」を作る産生経路と「脂肪」から「ケトン体」を作る産生経路です。
「ケトン体」経路では、からだに蓄えていた中性脂肪をもとに、肝臓で「ケトン体」が作られ、これらが筋肉や脳のエネルギーとして利用されます。
普段は「ぶどう糖」経路がメインで使われており、「ケトン体」経路は眠っている状態です。
しかし、体内のぶどう糖が不足すると、エネルギーが生成できなくなるため、「ケトン体」経路に切り替えて、エネルギーを作り出そうとします。
通常、体内に糖質があるときはケトン体は作られにくい状態です。
ですが、MCTオイルを摂取することで、体内にある程度の糖質がある状態でも、ケトン体が生成されることが分かってきました。
このケトン体が生成されることで、様々な効果が期待されています。
MCTオイルの効果は?
「ケトン体」経路に切り替わりやすくなる
通常、エネルギーの産生経路を「ケトン体」に切り替えるためには、厳しい糖質制限が必要となります。
ですが、MCTオイルを活用することで「ケトン体」の生成が促進されるため、「ケトン体」経路に切り替わりやすくなる効果が期待できます!
したがって、糖質制限ダイエットを行っている方は、「MCTオイル」を活用することで、より効率的に脂肪燃焼を狙える可能性があります。
アルツハイマー型の認知症を予防する
記憶障害や判断力低下といったアルツハイマー型の認知症の症状は、
脳の神経細胞がぶどう糖をエネルギーとしてうまく使うことができず、ガス欠のような状態になり、正常に機能しなくなることで現れます。
そこで、注目されているのが「ケトン体」です。
ケトン体はぶどう糖が通る脳のセキュリティ(血液脳関門)を唯一通れる栄養素であることから、ぶどう糖の代わりに脳のエネルギー源になれる唯一の物質です。
したがって、MCTオイルを摂取することで、ケトン体の生成が促進されるため、脳の神経細胞がエネルギー不足となることを予防してくれる効果が期待できます。
MCTオイルのおすすめの使い方
プチ糖質制限ダイエットと組み合わせる
糖質制限ダイエットは糖質を厳しく制限することでエネルギーの産生経路を「ケトン体」に切り替え、脂肪燃焼の促進を狙う方法です。
ですが、糖質自体はからだに必要な栄養素でもあるため、巷ではまったく糖質を摂取しないことによる賛否両論があります。
ですので、まったく糖質を摂取しない方法ではなく、摂取する糖質の量を少なくするプチ糖質制限にMCTオイルを組み合わせる方法はいかがでしょうか?
必要最低限の糖質は摂りつつ、「ケトン体」経路への切り替えを狙います。
この方法は特に科学的な裏付けがあるわけではなく(わたしが知らないだけかもですが・・・)、パパ夫が独自で試している方法となりますので、実践する場合はご自身の体調を見ながら、自己責任でご判断ください。
食事の前にMCTオイルを摂取して、食欲を抑える
食欲は、エネルギー不足を感じた脳が指令を出すことで発生する、という説があります。
そのため、実際にからだはエネルギーが足りているにもかかわらず、からだにとっては余分なエネルギーを摂取してしまう、というケースが考えられます。
そこで、食事前にMCTオイルを摂取し、脳に満足感を与えることで、食べ過ぎを防止する、という使い方はいかがでしょうか。
実際に、わたしもこれを実践していて、少量でも満腹感を得られており、食欲をコントロールできている実感があります。
使うときの注意点
MCTオイルを飲むだけで、痩せるわけではない
MCTオイルが持つ効果はケトン体の生成を促進すること、であるため、過剰なカロリーや糖質を摂取している場合は、その効果が限定的になると思われます。
ですので、ダイエット目的でMCTオイルを摂取するのであれば、カロリーや糖質のコントロールをセットで行うようにしましょう。
摂りすぎると下痢や胸やけするかも
MCTオイルは一度に大量に飲むと、胸やけやお腹が緩くなってしまうことがあります。
飲む量の目安としては、1日1~3回、1回あたり小さじ1~大さじ1が主流のようです。
なので、まずは小さじ1から始めて、徐々に量を増やすのがおすすめとなります。
ちなみに、わたしは睡眠の質を考慮して(※)、朝・昼にコーヒーや味噌汁と一緒にMCTオイルを摂り、夕食では糖質を摂るようにしています。
※睡眠の質に関しては、追って別記事にまとめたいと思います
プラスチック容器を使わない
中鎖脂肪酸は分子構造が小さいため、プラスチック内部に入り込み、容器を縮めてしまう性質があります。
ただし、容器自体が溶けているわけではないので、からだへの影響は無いようです。
沸点が低いので、加熱はNG
MCTオイルの沸点は約160℃です。
揚げ物や炒め物などに使用して160℃を超えると、激しい泡立ちや発煙が生じてしまう危険があるため、サラダ油などの食用油のように直火での調理には使えません。
なお、MCTオイルは無味無臭のため、コーヒーや味噌汁に入れたり、サラダやヨーグルトにかけたり、といった使い方をする人が多いようです。
さいごに
いかがだったでしょうか?
今回、MCTオイルに関する情報をまとめてみましたが、健康に関する研究は日進月歩で進んでいます。
そのため、結局のところは、「常に最新の情報を収集し、自分のからだに合うかどうかを試していく」、というスタンスが良いのだろうと思ってたりします。
これからも何か新しい情報をキャッチしたら、記事をアップデートしていきますので、みなさまの参考になれば嬉しく思います。それではまた!
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